ネットワークビジネス(MLM)に興味があって、このサイトを訪れていただいているみなさんなら、 ARIIX(アリックス)という企業を聞いたことがあると思います。
絶頂期のアリックスは20万人以上の会員を誇り、ネットワークビジネス(MLM)企業の中でもトップクラスの業績をあげていた会社です。
それでは、QUALIA(クオリア)という会社も聞いたことあるでしょうか?
今回、ご紹介するクオリアは、アリックスと関係があるMLM企業ということで、注目されています。
クオリアは、2020年12月に日本で設立された、化粧品やサプリメントを取り扱っているMLMの会社です。
クオリアは、元々、アリックスでトップリーダーだった神農晶氏、菅野渉氏、菅野良美氏および寺口泰海氏がアリックスから独立して立ち上げています。
しかし、「アリックスのアメリカ本社が、クオリアの設立メンバーの4人を提訴した。」といった、様々な噂が流れ、注目されているということです。
今回は、QUALIA(クオリア)がどんな企業なのか、製品や報酬プラン、ビジネスの内容や、もし、クオリアでネットワークビジネス(MLM)をしたら稼げるのかを、MLMのキャリア30年のプロに聞いてみたので、記事にしたいと思います。
目次
QUALIA(クオリア)はどんな会社
クオリアの会社概要
記事のタイトルにも書いていますが、クオリアは化粧品やサプリメントを取り扱っているMLMの会社です。
- 会社名:株式会社QUALIA(クオリア)
- 設立:2020年12月2日
- 代表取締役:神農 晶
- 取締役:寺口 泰海、菅野 航
- 事業内容:化粧品、健康食品の販売
- 所在地:大阪府大阪市中央区本町2-6-5 ベアーレ本町ビル4階
公式ホームページにも書いてあります。
クオリアは、ヒト臍帯血細胞順化培養液を配合した化粧品とNMN(βニコチンアミドモノヌクレオチド)を配合した栄養補助食品を取り扱っているMLMの会社です。
クオリアの社名の由来は
- Quality(クオリティ) 品質
- Unique(ユニーク) 唯一の
- Active(アクティブ) 活動的な
- Liberty(リバティ) 自由な
- Incubator(インキュベーター) 育成者
- Association(アソシエーション) 組織
の頭文字をとっています。
クオリア創業の経緯
クオリアの創業者は、アリックス(ARIIX)の元トップリーダーである神農晶氏で、同じくアリックス(ARIIX)の元トップリーダーである菅野渉氏と妻の菅野良美氏および寺口泰海氏が、共同設立者です。
そのアリックスが業務停止命令を受けてしまいました。
業務停止命令の内容は、アリックスの会員が勧誘の際に、連鎖販売取引についての十分な説明を行わずに契約させていたことについて、消費者庁から命令を受けています。
ネットワークビジネス(MLM)は、契約前にカタログや概要書面を渡し、商品とビジネスのシステムなどについて十分に説明することが、法律で決められています。
複数人で長時間にわたり強引な勧誘をしたり、契約前や契約後も概要書面を渡さないといった悪質な勧誘をしていました。
その結果、業務停止命令で、アリックスは2020年11月20日から9ヶ月の間、勧誘などの活動ができなくなりました。
MLMは、ダウンの会員を増やすことで、収入につながります。
勧誘活動ができないと、収入は見込めませんので、多くの会員がアリックスをやめてしまいます。
アリックスでのビジネスが不透明な中で、神農晶氏達は、アリックスから多くの会員を引き連れて独立、QUALIA(クオリア)を設立したのです。
ARIIX(アリックス)のアメリカ本社から提訴
このQUALIA(クオリア)の創業者たちの離脱と、多くの会員の引き抜きが原因となり、2021年1月にクオリアはアリックスのアメリカ本社から訴訟を起こされました。
訴訟内容は下記のとおりです。
アリックスの訴訟の内容
- 神農晶、寺口泰海、菅野航、菅野良美等4人はARIIXの機密性の高い情報へのアクセスができる立場であることから、そこで得た機密情報を保護、遵守するという約束に同意をしていた
- ARIIXの名声と評判のために、いかなる場合においてもARIIXを危険に晒すことがない行動を取ることにも同意していた
- QUALIA(クオリア)の設立は、上記の2つの契約に反している
- 4名の契約違反行為により、ARIIXは多大な損害を被ってしまった
アリックスの会員の約90%が、神農晶、寺口泰海、菅野航の3人から派生したグループに属していたと言われています。
彼らが会員を引き連れての独立したことが、アリックスのビジネスに大きなマイナスとなったことは間違いないでしょう。
実際の裁判はこれからなので、訴訟の結果が分かるのはまだまだ先の話ですが、結果次第ではクオリアという会社にも影響があるでしょう。
もし、クオリアのMLMをするなら、裁判の結果次第で、自分のビジネスが失敗してしまう可能性はあります。
クオリアでビジネスをしている人は、今後の裁判の動向にも注意する必要があります。
QUALIA(クオリア)の取り扱っている製品
クオリアの製品は、基本的にアリックスと同じで、化粧品とサプリメントを中心にビジネスを展開しています。
現在の取り扱い製品は2種類で、ヒト臍帯血細胞順化培養液を配合した化粧品である「BELLEQUAGE(ベルクアージュ)」とNMN(βニコチンアミドモノヌクレオチド)を配合したサプリメントの「NMN DIOSA(エヌエムエヌ ディオーサ)」です。
クオリアの製品は、その値段でポイント(Pt)がもらえ、製品の税抜き価格の1.5円 = 1Ptに設定されています。
このポイントがボーナスの基準で、1Ptがボーナス1円分になります。
それでは、2つの製品をそれぞれ見ていきましょう。
BELLEQUAGE(ベルクアージュ)(美容液)
BELLEQUAGE(ベルクアージュ)は、ヒト臍帯血幹細胞順化培養液を配合した美容液です。
ヒト臍帯血細胞順化培養液とは、ヒト幹細胞培養液の1つです。
このヒト幹細胞培養液を配合した製品は、多くのネットワークビジネス(MLM)の会社でも取り扱われています。
幹細胞培養液とは、幹細胞を培養した際の液体のことを指しています。
幹細胞とは、自分とまったく同じ能力を持った細胞に分裂することができる能力と、自分の体を作るさまざまな細胞に変化する能力をもつ細胞のことです。
幹細胞は、組織や臓器の欠損や機能不全に対し、幹細胞を使用して機能を回復する”再生医療”に用いられることに期待されています。
あの有名なES細胞が胚性幹細胞、iPS細胞が人工多能性幹細胞と呼ばれて、幹細胞の一種であり、この注目度からも、幹細胞への期待が分かります。
人間は、元々幹細胞を持っていますが、加齢とともに数が減少し機能が低下するといわれています。
しかし、幹細胞培養液を化粧品やサプリメントなどで体内に取り入れることで、自分自身の幹細胞の機能を高めることができるそうです。
また、幹細胞培養液には、ヒト由来・植物由来・動物由来の3種類があり、クオリアの製品はヒト由来の幹細胞培養液を使用しています。。
ヒト由来の幹細胞培養液は、人の幹細胞を活性化する生理活性物質が特に多く含まれているため、幹細胞の活性化効果が最も期待でき、アレルギー等なども出ないことから、植物由来や動物由来よりも望ましいと考えられています。
さらに、クオリアの臍帯血細胞順化培養液は、へその緒に含まれるヒト臍帯血中の幹細胞を培養することで得られる培養液であり、ヒト幹細胞培養液の中でもより高い効果が期待できると言われているそうです。
価格は22,000円(税込)ですが、会員価格では16,500円(税込)で購入できます。
NMN DIOSA(エヌエムエヌ ディオーサ)(サプリメント)
NMNとは、もともとヒトや生物の体内で自然に作られている物質で、人間すべての活動に不可欠な細胞のエネルギーを生み出すために必要な栄養素です。
このNMNには、アンチエイジングの効果があるといわれていて、人気Youtuberや人気モデルが紹介して有名にもなりました。
実際に、マウスで臨床実験を行ってみたところ、生後22ヶ月のマウスの細胞が、生後6ヶ月の頃の状態にまで若返ったそうです。
これがもし人間にも同じ効果が期待できるのだとしたら、42歳の人間の細胞を14歳のときのものに戻すことが可能ということで、夢が大きくなります。
また、糖尿病、アルツハイマー、心不全、腎不全などその他の疾患にも効果があるそうです。
ただし、NMNは、食品からはほとんど接種できず、年齢が上がると体内で生成される量もによっても減少するので、サプリメントで摂取するのは効果的かもしれません。
価格は21,600円(税込)となっていて、会員になると16,200円(税込)で購入できます。
含有量や効果に差があるのかもしれませんが、NMNのサプリメントは、他のところでは4~7万円くらいします。
なので、純粋にNMNのサプリメントが欲しい人は、クオリアで購入するほうがお得かもしれません。
QUALIA(クオリア)のビジネス
このサイトを訪れてくれている方の多くは、クオリアでのネットワークビジネス(MLM)について興味がある人がほとんどだと思います。
ここからは、クオリアのビジネスについて説明したいと思います。
クオリアのビジネスの始め方
クオリアは、23歳以上でないと登録することができません。
23歳の年齢制限は、MLMの会社では珍しいです。
クオリアでビジネスを始めるには、会員登録をして、初回購入としてベーシックコースかプレミアムコースを購入すると、ビジネスを始めることができます。
ベーシックコーストとプレミアムコースの違いは、ビジネスを始めた後の報酬の違いになります。
もちろんプレミアムという名前のとおり、プレミアムコースの方が大きな報酬が期待できますが、詳しくは報酬プランのところで説明します。
また、報酬を受け取るには、アクティブの状態になる必要があります。
アクティブの条件は
- 月10,000Pt以上の製品を購入すること:税抜き15,000円以上
- 1人以上のアクティブ状態のダウンがいること
となっています。
クオリアでビジネスのコスト
クオリアでビジネスをするときにかかるコストは、初期費用と継続してかかる費用の2種類があります。
クオリアの初期費用
まず、初期費用ですが
- 登録費用:3,000円
- ベーシックコースかプレミアムコースの初回購入費用と送料(880円)
の2つを支払わなければいけません。
ベーシックコースとプレミアコースの違いですが、ベーシックコースは33,000円(税込)、プレミアムコースは、99,000円(税込)となっています。
プレミアムコースは、その名のとおり値段もプレミアムです。
つまり、最初に、登録費用と製品購入費用、送料で36,880円か102,880円がかかるということです。
クオリアの初期費用
- 登録費用:3,000円
- ベーシックコースかプレミアムコースの購入費用:33,000円か99,000円
- 送料:880円
- 初期費用の合計:36,800円か102,880円
クオリアで継続してかかる費用
クオリアは、登録するときだけでなく、1年ごとに年会費として3,000円がかかります。
それと、登録した後は、毎月製品を定期購入しなければならず、15,000円(税込16,500円)と送料440円(税込)を支払う必要があります。
つまり、クオリアでビジネスを始める場合、以下の費用が掛かります。
また、報酬を受け取るときに、660円の振込手数料がかかるのも忘れてはいけません。
クオリアで継続してかかる費用
- 年会費:3000円
- 毎月の定期購入費用+送料:16,940円~
- 報酬の振込手数料:660円
初期費用が36,800円以上かかって、1年の年会費が3,000円、毎月16,940円の支払いは、普通の人には大きな気がします。
MLMのための出費としては、一般的には高いかな。
年会費がないMLM企業も多いから、年会費がかかるのも、地味に痛いよね。
QUALIA(クオリア)のタイトル
クオリアには10種類のタイトルがあります。
そのタイトルは、自分のダウングループの規模や毎月の売り上げに応じて決まります。
タイトル名とタイトルの基準は、以下のとおりです。
タイトル名 | タイトル条件 |
---|---|
ブロンズ | ペイラインボリューム10万pt |
シルバー | ペイラインボリューム20万pt |
ゴールド | ペイラインボリューム40万pt |
ルビー | ペイラインボリューム100pt |
サファイア | ペイラインボリューム200万pt |
エメラルド | ペイラインボリューム400万Pt |
ダイヤモンド | ペイラインボリューム800万Pt |
ホワイト ダイヤモンド | ペイラインボリューム1,200万Pt |
ブラック ダイヤモンド | ペイラインボリューム1,600万Pt |
ゴールデン エンプレス | ペイラインボリューム1,840万Pt |
クオリアでは、ダウン組織の系列が、系列の大きさで「パワーライン」と「ペイライン」に区別されます。
組織の系列の中で、最も大きな系列が「パワーライン」、最大系列以外の系列のことを「ペイライン」と呼ばれています。
「ペイライン」のPtを合計したものが「ペイラインボリューム」です。
この用語を理解した上で、タイトルの条件を見てみましょう。
タイトルの中で1番低いブロンズを見てみると、10万Pt(15万円)以上のペイラインボリュームを達成する必要があります。
クオリアでビジネスを継続するためには1万Pt以上の製品購入が必要なので、全員が最低の1万Ptの製品を購入するとしたら、ペイラインだけで10人以上のグループを作る必要があります。(もちろん、パワーラインも10人以上が必要になります。)
もし、最高タイトルのゴールデン エンプレスになろうとすると、1,840万Pt(2,760万円)のペイラインボリュームを達成する必要があり、1人1万Ptとすると、ペイラインだけで1,840人以上のグループを作らなければいけません。
QUALIA(クオリア)の報酬プラン
それでは、クオリアの報酬プランを説明します。
クオリアの報酬プランは、「ベースコミッション」と「セブンマッチボーナス」の2つの報酬プランがあります。
どちらの報酬も、月払いで支払われます。
製品のところでも説明しましたが、報酬額は1pt=1円での計算です。
報酬プランのうち、「ベースコミッション」はアリックス(ARIIX)の「ベースコミッション」に、「セブンマッチボーナス」は、アリックスの「マッチングボーナス」の位置付けで、システムも非常に似ています。
それぞれの報酬プランを見てみましょう。
ベースコミッション
ベースコミッションとは、自分のダウングループのうち最も売り上げの大きな系列(パワーライン)を除いた、他の系列の売り上げポイント(Pt)に応じて支払われる報酬です。
MLMでは、バイナリーと呼ばれている報酬プランのシステムになります。
このベースコミッションを簡単に説明すると、自分のダウンに2系列のダウングループがあるとすると、売り上げが小さい方のグループの売り上げ(ポイント)に応じて報酬がもらえます。
報酬額は、パワーライン以外のグループの売り上げ(ポイント)とコミッションパーセンテージで決まります。
コミッションパーセンテージは、ペイラインのポイント40万Ptまでが25%(上限10万円)、200万Ptまでが15%(上限40万円)、800万Ptまでが10%(上限80万円)になっています。
クオリアのバイナリーが「変動型マルチライン」と呼ばれているのは、ペイラインのポイントに応じてコミッションパーセンテージを変更できるからです。
最初は25%で始めて、売り上げがあがって上限を振り切ってしまってから、15%、10%に変更させることができます。
また、クオリアは、初回購入時のコースに応じて、自分のダウングループの最大の系列数が違います。
「ベーシックコース」は最大3系列まで、「プレミアムコース」は最大5系列までのダウングループの組織を作ることが可能です。
この場合は、パワーライン以外のダウングループに設定した、それぞれのコミッションパーセンテージの報酬がもらえます。
上の図の、3系列の例でいくと、パワーライン以外のダウン系列が、200万Pと40万Pに設定されています。
なので、 200万Pの系列から20%のコミッション(最大40万円)、40万Pの系列から25%のコミッション(最大10万円)がもらえるシステムになります。
プレミアムコースで登録した場合は、さらにダウングループを1系列増やすことができます。
こうしてみると、プレミアムコースは高額の報酬がもらえる可能性を持っていますが、各グループに多くの人を勧誘できなかったら、高い初期費用を支払うだけになるリスクもあります。
セブンマッチボーナス
セブンマッチボーナスは、MLMのユニレベルの報酬プランになります。
バイナリーと違い、自分が直接勧誘したダウンを売り上げを出せるように育成させることに対する報酬です。
ただし、ボーナスは、ダウンの売り上げの金額ではなく、ダウンが獲得するベースコミッションの報酬額から計算されます。
また、セブンマッチボーナスは、自分が直接勧誘したダウンだけでなく、最大で7レベルの報酬まで対象になります。
レベルとは世代のことで、ダウンが自分から見て何段目なのかということを意味しています。
自分が直接勧誘したダウンは1レベル(第1世代)、1レベルのダウンが勧誘したダウンが2レベル(第2世代)になり、最高で第7世代までが対象になるということです。
どのレベルまで受け取れるかは、自分のベースコミッションの報酬額で決まります。
1レベルから3レベルまでは、ベースコミッションの金額の条件はありません。
4レベル以降は条件があり、ベースコミッションの報酬額が4レベルが25万円、5レベルは40万円、6レベルは120万円、7レベルは240万円と設定されています。
ただし、セブンマッチボーナスを受け取るためには、勧誘したダウンの人数の条件があります。
最初の購入したセットがベーシックコースなら、直接勧誘したダウンが4人で、4人全員がアクティブ状態であることが条件です。
プレミアムコースの場合は、直接勧誘したダウンが3人で、3人全員がアクティブであることが条件なので、プレミアムコースの方がボーナスをもらう条件を達成しやすいです。
クオリアの報酬プランのポイント
- クオリアの報酬プランは、MLMのバイナリーとユニレベルのハイブリッドタイプ
- ベースコミッション(バイナリー)のダウン系列は、最初に購入したコースに応じて、最大3系列か5系列のダウングループを持つことができる
- 「セブンマッチボーナス」はユニレベルだが、報酬計算の対象はダウンのベースコミッション(バイナリー)になる
- プレミアムコースが有利に設定されているが、多くの人を勧誘できないと成功は厳しい
バイナリーのボーナスプランがメインになるみたいね。
クオリアのボーナスプランはアリックスに似ているよ。
名前もシステムもほとんど同じだからね。
ただし、還元率はクオリアの方が高めに設定されているかな。
QUALIA(クオリア)で稼げるの?
一番気になるのは、クオリアが稼げるビジネスなのかということですよね。
結論から言うと、ほとんどの人はクオリアで稼ぐことは難しい思います。
もし、多くの人をクオリアに勧誘できる高い能力や人脈があるなら、クオリアで成功できる可能性はあるかもしれません。
しかし、私のように能力も才能もない普通の人には、稼ぐのが難しいプランです。
その理由について説明します。
ビジネスのコストが高い
クオリアはコストが高いです。
ビジネスのところでも説明しましたが、
- 初期費用:36,800円か102,880円
- 年会費:3,000円
- 毎月のコスト(製品の定期購入費用):約16,940円~
です。
これは、普通の収入の人にとっては、結構大きな出費となり、ビジネスを続けるのも大変です。
結局、普通の人は敬遠してしまうので、新しい会員を勧誘しようとしても、なかなか新しい会員を勧誘することができません。
もし、運よく新しい会員を勧誘できたとしても、その人もすぐにやめてしまい、自分のボーナスにはつながらないでしょう。
バイナリーの報酬プランは難しい
クオリアのメイン報酬プランであるベースコミッションはバイナリーです。
バイナリーは、自分のダウングループのうち、売り上げが少ないグループが報酬の対象になるので、うまくバランスをとって売り上げを増やしていく必要があります。
つまり、バイナリーでは1つのグループだけが大きくなっていっても報酬にはなりません。
しかし、実際には、バランスよく組織を伸ばすことは難しく、バイナリーのMLMをやっている人の多くが、1つのグループだけが片伸びしていってしまうのです。
また、バイナリーが難しい理由の1つにスピルオーバー(振り落とし)のシステムがあります。
このバイナリーは、自分の直下には決められたダウン系列の人数しか配置できません。
その決められた数を超えるグループは持てないので、自分がダウングループ数以上の人を勧誘すると、ダウンメンバーの下に配置することになります。
このことをスピルオーバーといいます。
逆に言うと、自分のアップ(上の会員)が新しいメンバーを勧誘したら、自分の下にスピルオーバーさせてくれます。
一見すると、自分が勧誘しなくてもグループが大きくなるので、勧誘が苦手な人でも稼げるような印象を受けてしまいます。
クオリアのセミナーでは「チーム戦」だから、みんなで協力して成功できると言っていました。
しかし、そのスピルオーバーというシステムがあるおかげで、勧誘活動に行き詰まると、普通の人は、スピルオーバーだけを期待するようになってしまいます。
自分で勧誘せずにスピルオーバーをあてにしてしまい、そのスピルオーバーをしてもらえなかったら、そのダウンの人はビジネスをやめてしまいます。
ですから、クオリアで成功しようと思ったら、運よくセールス能力がある人の下につくか、自分が多くの人を勧誘してダウンのメンバーの下につけてあげる必要があるのです。
ユニレベルもバイナリーの報酬が基本になる
バイナリーが難しいという話に対して「クオリアには、バイナリーだけじゃなく、ユニレベルの報酬プランもある!」という意見もあります。
確かに、「セブンマッチボーナス」は、ユニレベルのシステムを採用した報酬プランです。
しかし、そのユニレベルの報酬プランも、報酬を計算する対象がバイナリーの「ベースコミッション」の報酬額です。
つまり、まずはバイナリーで報酬をもらえる状態が前提ということです。
自分がどれだけ、直接勧誘ができても、勧誘した人がバイナリーで報酬を得られてなかったら、自分にセブンマッチボーナスは入って来ません。
結局、バイナリーの難しさが稼ぐためのネックになってしまいます。
クオリアが稼ぐのが難しい理由
- ビジネスのコストが高い
- メインの報酬であるベースコミッション(バイナリー)は稼ぐのが難しいプラン
- セブンマッチボーナスはユニレベルだが、前提となる報酬計算の対象がベースコミッションなので、結局、稼ぐのが難しい
QUALIA(クオリア)で稼げるのかのまとめ
クオリアは、アリックスから独立したメンバーが立ち上げているので、アリックスのビジネスと似ている点がたくさんあります。
例えば、会員資格が23歳以上であることや、パワーラインやペイライン等の名前も同じです。
報酬プランのシステムも、アリックスの報酬プランとほぼ一緒のシステムを採用しています。
アリックスが営業停止命令を受けて独立したメンバーが、同じようなシステムのMLMの会社を立ち上げているのが不安材料です。
しかも、本家アリックスから裁判も起こされています。
コスト面や報酬プラン面から見ても、普通の人が稼ぐのは難しいビジネスではないでしょうか。
高いセールス能力や大きな人脈を持たない普通の人は、他の健全で堅実なビジネスを探した方がリスクが少ないでしょう。
リスクが高いビジネスをするより、リスクが低くて自分でもできるビジネスを探したほうがいいですね。
MLMの勧誘は、高額なボーナスの話が多いけど、高い報酬をもらうにはハードルも高いのが当たり前だよ。
派手な話に惑わされず、冷静に判断しようね。
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